癒しの木定期演奏会について


癒しの木では年に2回程度プロの演奏家をゲストにお招きして、演奏会を開催しています。これまでに、ヴァイオリニストの式町水晶さんやビルマン総平さんをお招きして演奏会を行いました。


定期演奏会では、みなさまに心安らぐようなクラシック音楽をお聞き頂き、日常を忘れて少しでも安らぎのひと時を味わって頂きたいと考えて開催しております。


なぜクラシック音楽なの?

 クラシック音楽は、ゆったりと気持ちが落ち着いたリラックス状態のときに活発になる副交感神経を刺激し、緊張や不安、ストレスを感じているときに働く交感神経の働きを抑える効果があるそうです。

 スピーカーやマイクを通さず耳に入るヴァイオリンやピアノの生の音は、ことりのさえずりや虫の音、小川のせせらぎのような自然の音と同じ一定のリズムを保ちながら変化のある音の「ゆらぎ」に満ちています。

 このヴァイオリンが奏でる「ゆらぎ」は「1/fゆらぎ」と呼ばれていて、人間の体のリズムも「1/fゆらぎ」になっているため、ヴァイオリンの音色を聞き「1/fゆらぎ」を感じると自分の体の「1/fゆらぎ」と共鳴し、心地よさを感じるそうです。


「ゆらぎ」は私たちの感情に近い

 「ゆらぎ」という言葉の意味を考えると「予測できない空間的、時間的な動き」ということができます。ゆらぎは、世に存在するすべてのものに表れます。例えば、風は突然吹いて、そして突然止まることもあります。風は不規則な動き、いわばゆらぎの代表格の1つです。

 私たちの「こころ」に焦点を当ててみると、そこにもまた「ゆらぎ」があると思いませんか?ずっと同じ感情でいることはほぼないと思います。

嬉しかったり悲しかったり、怒ったり…。常に感情は揺れ動いています。

いつも楽しかったり、うれしかったりする気持ちが維持出来れいれば良いですよね。

でも、なかなか良い感情を保っていられるのは難しいです。


嫌な気持ちの時には、「1/fゆらぎ」を感じに「癒しの木」に少し立ち寄ってみるのも良いかもしれません。